子ども食堂「だんだん」子ども支援活動報告(第6回)

10月23日(土)17時より、大田区の子ども食堂「だんだん」さんで、第6回目のお金の勉強会を行いました。

今回は「税金」をテーマに、税金ってそもそも何なのか?ということからスタートし、社会の授業で行うと思われるような基本的な内容からスタート。

税金が使われている施設やサービスどんなものか?という簡単なワークから、所得税の計算という難しいワークも行いました。

国の税金の集め方や使い方、法律を決めるのは国会議員。国の歳入や歳出、東京都の歳入や歳出の内訳を見たり、コロナにおける補正予算の内容を見たりして、税金で何が行われているのかを実感してもらいました。

ちょうど選挙権のある若者の参加でしたので、選挙の際に候補者が訴えている「給付」のキーワードから何を私たちは考えればよいのか。消費税の税率が変わるとどうなるのかということにも触れました。

税金の3原則のうちの「公平」のところでは様々な意見が出て白熱した議論が展開されました。私たちも若い人の思っていることに触れ、大変勉強なりました。

子ども食堂「だんだん」では、毎月第4土曜日にお金の勉強会を開催しています。

社会に出る一歩前の学生や社会人として自分で生計を立てている若者が、経済的にも精神的にも自立したい、という思いで積極的に参加してくれています。今後も、ウーマンライフパートナーでは、情報提供をするとともに、多くの気づきを持ち帰っていただけるような活動を継続していきたいと思います。

中村真佐子(CFP)

ウーマンライフパートナー 子ども食堂「だんだん」子ども支援活動 第7回