障害のあるこどもと親のお金の勉強会 活動報告

4月16日(日)障害のあるこどもと親のお金の勉強会を開催しました。

こども7名、親8名計15名の参加でした。

テーマは「お金の使い方を考えてみよう!」

最初は、4月1日~4月15日までに自分でお金を使った記録をつける宿題の整理をするためのワーク。
記入する項目は、「必要なもの・金額」「欲しかったもの・金額」「買い物するときの工夫」「おうちのひととの約束」
宿題の記録の仕方は、みな特徴があり、白紙に定規で表を作って記録したもの、スマホのメモ機能をつかっているなど様々でした。
記入後は、ワークシートの内容をみんなでシェアしました。

その後は、「買ってよかったもの」や、「買わなきゃよかったもの」をシェア。
このように前半は、自分のお金の使い方を深く見るとともに、お友達のお金の使い方を聞いて刺激を受ける時間でした。

後半は、将来自立することを想定した一人暮らしでのお金を実感してもらいつつ、お金を貯める(残す)ことの大切さを伝えました。

親子でのお金の勉強会でしたので、保護者の方にも発言する機会を多く設けました。ご家庭に戻っても親子でお金の話を引き続きできる環境を作れるのも親子でのお金の勉強会の良いところです。今回は、事前宿題への保護者の方のご協力にも感謝申し上げます。

ウーマンライフパートナーのお金の勉強会は、参加者が話している時間が多いです。大人もこどももお金のことは、自分事として誰かに依存することなく主体的に「考える」ことが一番大切なことなので、問いかけをして考えて答えるというやり方を採用しています。問いかけは答えやすい簡単なものとしていてそこから話を広げる工夫をしています。
今回参加した保護者の方からは、こどもたちの積極的な発言と成長に驚くとともに発言を引き出す進行が良かったとの感想をいただきました。
今後も、定期的にお金の勉強会を開催して、参加してくれたこどもの自立支援をこれからも行ってまいります。

参加者の感想

保護者の方の感想