“釣った魚を与えるより、魚の釣り方を教えたい” 子ども食堂「だんだん」に行ってきました!

“釣った魚を与えるより、魚の釣り方を教えたい”

―こども食堂 「だんだん」へ、私たちに何ができるかを話し合いに行ってきました―

当法人主催の1月開催S D Gs研究セミナーにご登壇いただいた、こども食堂「気まぐれ八百屋だんだん」の近藤博子代表に会いに、蒲田へ行ってきました

八百屋さんだけあって、所狭しとお野菜が並んでいて、打ち合わせの間もお客さんやお知り合いがひっきりなしに近藤さんを訪ねてみえる、賑やかなお店でした。

今回、だんだんに伺った目的は、現在W L Pのメインの活動である「話せるパートナー」の紹介チラシを子ども食堂に置いていただくことと、これから私たちで何ができるかを話し合うことでした。

近藤さんのご親切で、大田区の社会福祉協議会のボランティア担当のお二人も来てくださり、地域の子ども食堂にも私たちW L Pの活動を紹介していただけるとのこと、近藤さんの行動力、社協の方の好意的なご対応には大変感謝申し上げます。

だんだんでは、こども食堂以外にも食料品の配布も行っているため、支援の必要な方が食料品を取りに来られるそうです。このコロナ禍でフードパントリー、フードドライブなど、食料品支援の活動は各所で広がってきました。また、進学のための学習支援も草の根で広がってきています。

そしてこれからW L Pでは、社会に出て自分の足で歩いていけるようにするための学びを支援したいと思っています。

それは、自分の人生の目標をしっかり見つけ、幸せになる道筋を描く。今の自分ができることを知り、社会でどう活かすかを学ぶ。経済的に自立するために必要な社会的スキルを学ぶ、そんなことを考えています。

子どもには魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えていかないといけない、そんなふうに近藤さんと意気投合しました。 W L Pでは、食料支援、学習支援などの直接的な支援活動をしているわけではありませんが、これから社会に出ていく若い人たちが経済的に困らないで自立していけるように知恵を授けることはできる、つまり、魚の釣り方=生き方のスキルを伝授することこそが私たちの使命であり、今後確実に活躍するフィールドがあると再認識しました。