子ども食堂だんだん 第15回お金の勉強会 開催報告
9月24日(土)17時〜19時 大田区の子ども食堂「だんだん」で「第15回、お金の勉強会」行いました。
ウーマンライフパートナーは、東京都大田区の子ども食堂「だんだん」で、毎月1回、お金の勉強会を開催させていただいています。
今回のテーマは、「身近な消費者トラブルからお部屋を借りる契約まで知っておこう」。
これまで勉強してきた「消費者トラブル」にも触れながら、住まいの契約(賃貸住宅契約)をすることを想定し、契約から退去、引越しのシーンに触れながら、楽しく実際に役立つ勉強会になりました。
まずは、「だまされやすさを測る心理傾向チェック」
https://www.caa.go.jp/future/project/project_001/material/pdf/project_001_190329_0001.pdf
(消費者庁HPより)
を使って、自分がどんなタイプかチェック。
3つのカテゴリーに分かれた15個の質問に、自分がどれだけ当てはまるか点数を付けていきます。
高いほど「勧誘されたときに契約しやすい」のですが、みんなしっかり考えて判断し、よくわからないことだと相談して契約するかしないか決められそうで良かったです。
3つのうち点数が高いカテゴリーから自分が注意すべき傾向(勧誘者を信じてしまうこと、売り口上を信じてしまうこと、自分の欲しいと思う衝動)もわかる、といった結果を見て「自分の心理傾向」がわかって面白かったようです。
「ひとり暮らし」をすることって、これからあるだろうと参加者のみんな考えていたようです。
仕事の都合などで忙しい中「住まい」を探さなければならないということが今後出てくるかもしれません。
わからない言葉が出てきても慌てず、勧められるままでなく賃貸住宅の契約ができるように、実際使われている「賃貸住宅」のひな形を確認しながら、みんなどこに注目すべきかしっかり理解していました。
民法で「賃貸借」について定められていて、特に賃貸住宅は「借地借家法」の適用もありますが、基本的に「契約内容は自由に決められる」ので、部屋を借りるときは、契約書は小さい字でもしっかり確認して、実際の部屋の写真を撮っておくことが大事だね!ということになりました。
ひとり暮らし経験者からの「経験談」もお互い興味深く聞き合っていて今回もあっという間の2時間でした。
参加者の感想として
・自分が騙されやすいタイプかどうかが分かってよかった。
・宅建士資格の勉強していた。今回は試験勉強のテキストに載っていない、実際の例が出てきてよくわかった。
・残置物とか知らなかった。
・マンションを借りた経験があるけど、再確認できたし次はリフォームのことも色々もっと勉強したい。
と言った感想がでました。
近いうちに、自分で部屋を借りて住むかもしれない。
そんな身近な「賃貸住宅契約」の基本について、みんなとって関心が高いテーマでした。
勉強会の様子はコチラ→https://youtu.be/TgqgenM-GHE
伊藤江里子(サポート会員、CFP)