国の『持続化給付金』を不正受給していたら

国の『持続化給付金』を不正受給していたら

SNSで最近知りあった人から「無職でも申請すれば100万円もらえる」などと持ちかけられ、気づいたら不正受給に手を染めていた、そんな若い人が後を絶ちません

新型コロナウィルスの影響で、経営に深刻なダメージを受けた事業者が国から受けることができる、国の「持続化給付金」。早急な支援が必要な事業者が多いことから、手続きはインターネットからの申込みで簡易的なことで知られています。その手続きの簡易さにつけこんで、詐欺の主犯格は、何も知らない若者を利用して申請させ、不正受給した給付金の半分ほどを、酷い場合は脅迫して全額を奪います

一方で、詐欺に利用されていた人はどうしたらいいでしょうか?気軽に誘いに乗ってしまった、気が弱くて断れなかった、脅迫された、さまざまな理由で犯罪に手を染めてしまった人もいるでしょう。
不正受給した全額の返還はもちろんのこと、それに加え、不正受給の日の翌日から返還の日まで、年3%の割合で算定した延滞金を加え、これらの合計額にその2割に相当する額を加えた額を返還請求されます。ただし、自ら名乗り出た場合は延滞金は課されないことになりました。
しかし、不正受給による返還は一括のみ、となっています。
手数料として給付金の多くを奪われそんなお金はないとしたら…。

いますぐ、正直に警察に相談しに行きましょう。(#9110が相談窓口です
自首、ということで一般的には刑が軽くなる可能性があります。
また、詐欺罪は財産罪なので、少しずつでも返還していくことの意思表示が、量刑を軽くすることにもつながります。また、捜査協力の意味で不正受給に至った経緯や脅迫を受けた、給付金の手数料はどれだけ引かれたかなども詳しく正直に警察に話しましょう。

やってしまったことはもとには戻せません。反省し、今後そのお金をどう返還していくか、しっかりと人生を見つめ直しましょう。相談できる人はいますか?

人生に不安のある人、相談相手のいない人はWLPに相談にきてください。
もし不安なことがあれば、あなたがひとりで大丈夫になるまで
私たちに寄り添います。

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持続化給付金不正受給してしまったら
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