子ども食堂「だんだん」子ども支援活動報告(第2回)

子ども食堂「だんだん」子ども支援活動報告(第2回)

4月24日(土)17:00より第2回目のお金の勉強会を行ってまいりました。

今回のテーマは「消費者トラブルについて」ファシリテーターは合田菜実子さんが担当しました。 

成人年齢引き下げに伴い、「未成年者契約の取り消し」がなくなる18歳、19歳が消費者トラブルに巻き込まれる危険性が高まっていることから、この年代の若者を対象にセミナーを開催しました。18歳~20歳 社会人の方も含め5人が参加してくれました。

契約やクーリングオフといった座学と、特に若者が気をつけたいマルチ、デート商法、ネットワークビジネス、ワンクリック詐欺、リボ払いなどの事例を挙げ、意見を出し合ったりして話し合いました。

私たちからの問いかけをたくさん行うことで、活発に意見や自分の体験などが飛び交い、お互いの話も刺激になったり、参考になったりしているようでした。子ども達が安心していられる場所である子ども食堂で行う意義を実感しました。

リボ払い、ローンなどについても質問が出ました。

しかし、その前にどうしてお金を借りると大変なのか、など、自分で稼いだお金を大切に使う、その大事なお金を搾取されない、という根本的なところを伝えていなかったと思い出しました。この講座では、自分の軸でお金と付き合えるように、社会に出て自分の身を守る鎧と盾を手に入れることを目的としている、ということを話していくことが大事かと思いました。

子ども食堂「だんだん」では毎月第4土曜日にお金の勉強会を定期開催することになりました。参加者皆が興味を持って積極的に参加してくれています。経済的にも精神的にも自立できる大人になってもらえるよう、活動を続けていきます。

サポート会員 常磐麗奈(CFP)

「だんだん」での勉強会の様子を少しアップしました。→ https://www.youtube.com/watch?v=QvWaaxUhCls

子ども食堂「だんだん」さんでの活動写真