子ども食堂「だんだん」子ども支援活動報告(第3回)

5月29日(土)17時より、大田区の子ども食堂「だんだん」さんで、第3回目のお金の勉強会を行いました。16歳から20歳の若者と社会人の方、5名が参加してくださいました。

今回は「お金の使い方」をテーマに、ワークやアクティビティを通して、納得してお金を使うために必要な視点について、みんなで一緒に考えました。

まずは、普段の自分のお金の使い方の傾向とお給料やバイト代、お小遣いなどの収入を、何に使っているのか、ということを確認しました。次に、イラストを見て、自分にとって「消費?or浪費?/Needs?or Wants?」を考えてもらうアクティビティを行いました。なぜそう考えるのか、といった理由を確認しながら、お金を使う時は、目的と手段を考えることが大切であることを全体で共有しました。

参加者からは「情報不足が買い物の失敗や後悔につながることもある、先を見据えた行動が必要だと思う」という意見が出ました。このように、参加者同士が活発な意見を出し合うことで、新たな気づきが生まれているように思います。 これは、参加者にとって「だんだん」さん、という安心できる環境で開催させていただいているメリットではないかと感じています。

今回は、お金の使い方の反省点に話が偏ってしまったのですが、「心が豊かになるようなお金の使い方や経験談」についても深めることができたらよかったな、と感じています。

子ども食堂「だんだん」では、毎月第4土曜日にお金の勉強会を開催しています。社会に出る一歩前の学生、社会人として自分で生計を立てている若者が、経済的にも精神的にも自立したい、という思いで積極的に参加してくれています。今後も、ウーマンライフパートナーでは、情報提供をするとともに、多くの気づきを持ち帰っていただけるような活動を継続していきたいと思います。

サポート会員 原田幸子(CFP)

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